お茶室でお花見!エアお花見なのに楽しい。

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こんにちは!

inokomochiブログです。

桜前線がだんだんと北上しています。お稽古場の近くにも大きな桜の木があってちょうど満開の頃でした。今年は言葉通りの花冷えの日が全国的にありましたのでお花の持ちも良いようですね(o^^o)

染井吉野

4月に入りましてお稽古場の雰囲気もいよいよ春の雰囲気で吉野棚でお点前です。

(淡交テキスト「棚の扱いと鑑賞」より)

吉野棚。江戸時代初めの名妓、吉野太夫デザインのお茶室をヒントに、裏千家の13代家元圓能斎が作ったお棚です。

冬から春の時期は障子で、夏の時期は葦簀で、一年中使える棚で風情があります(o^^o)

お茶花では梅の枝はよく見かけますが、桜の枝は見たことがありません。桜の花は華やか過ぎるからか、剪定が難しいからか。理由は色々あると思いますがお茶室で桜はないのです。

お花自体はないのに、吉野棚を見れば満開の桜やお花見を想像します。また茶杓の銘で「花筏」などと聞くと川面いっぱいに散った桜の花びらや、風ではらはらと枝から離れるピンク色の桜吹雪の情景を思い起こします。

茶杓の銘は花筏、なんて言われて席中のみんなが、うんうん♡なんて笑顔になるのを見逃しません( ^ω^ )♡

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