こんにちは!
inokomochi ブログです。
今日はお茶を頂く時のお約束について簡単にお伝えします。
お作法難しいと思われてしまう原因は、お茶碗くるくる回したりするよく理由がわからないように見える動作が多いからだと思います。
その訳を知ると、実はそんなにややこしくないのですよ~~
それでは場面はお客になって和室に正座して、お菓子を食べた後、お点前が始まりましていよいよ薄茶が出来上がった頃。
気持ちを込めて点ててくださったお茶が、自分の席の前に運ばれてきます。まずは運んで来てくれた方へ両手をついて深く一礼をしながら感謝します。「どうぞ」「頂きます」
畳の縁内は自分の陣地なのでお茶碗を縁内に取り込んで畳に置いたら、お席にご一緒してくれたお客仲間に、お先に頂戴いたします、と両手をついて軽い礼をしながら一言。この時、お隣さんとの間にお茶碗を置いて、美味しそうなところを見せてあげます。
更にお茶碗を膝前に置き直し、自分の為に心を込めて一生懸命点ててくれたお点前さんに、両手をついて、
「お点前頂戴いたします」「どうぞ」
感謝を込めて深く一礼します。
いよいよお茶碗を両手にとります。左手を盆のように、右手を側に添えてしっかりと支えて、この場所で美味しいお茶を頂けること、ご一緒してくれるお仲間がいること、場を設えてくれた方がいること、、、など一瞬に色々なことへ思いを馳せて感謝をします。
運ばれてきたお茶碗は、その茶碗が一番格好良く見える場所が自分の正面に見えるように持ってきてくださってます。その嬉しい心遣いに感謝の気持ちを持って、茶碗のいちばん良い場所を飲み口で汚さないように、少しでよいので飲もうとする場所を正面からくるっと回して移動させます。回転の方向はどちらでも良いですけど、自然なのは時計回りですね(o^^o)
さあ、いただきましょう。
お茶碗から立ち昇るお茶の香り、滑らかな泡、一口目のインパクト。
姿勢よくゆっくり味わいます、お味はいかがでしょうか。
長くなったので、お約束の後半は次回にしたいと思います。
そしてお気づきになりましたでしょうか。わざとキーワード多めで文章を書きました。お作法はもともと、感謝するという気持ちがその所作の動機となっているのでした(o^^o)
だからお茶席は気持ちいいんだ~。
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