こんにちは!inokomochiブログです(o^^o)
お茶道をやらない方から、
「お茶はお金がかかるんでしょう?」
と度々聞かれます。
お茶道やるには費用面、心配ですよね。
着物にお道具にお稽古費にお付き合い費に、、とてもお金がかかりそうです。今回はオカネのお話。
自分の場合は、実を言うとかかりませんでした。入門先がカルチャー教室で費用がハッキリと明示してありまして、入会金で数千円、ひと月2回のお稽古、月謝はお菓子代込みで4千円位。一般的な習い事のお月謝で済みました。お稽古で使うお道具は、先生が準備してくださいます。
後は自分がつかう小物を用意したら大丈夫。具体的には、扇子、懐紙と菓子切り、使い袱紗。お懐紙を懐中するお稽古エプロンがあれば更に◯。こちらも数千円で準備が出来ました^_^。
結局は自分次第で費用は変わるのですが、はっきり言って、きちんと習うとお金は結構かかりまーす!
わたしは先生のご自宅でお稽古する教室に、後日入門したのですが、費用は嵩みましたー(^_^;) 現在もその教室におりますが、カルチャー教室とは違いますね(笑)。
入門挨拶料から始まって、月謝が違います。大体、入門費一万円、月謝も一万円くらい。その他に水屋代(お菓子代や炭)で一回千円くらい。あとは盆暮れの師匠先生へのご挨拶費、こちらも数千円。
裏千家には免状はありませんが、許状(きょじょう)があります。お稽古の進み方によっては、許状を頂かないと伝授されない内容もあります。(なんとオカネモウケシュギな。。。と思うかもしれませんが、文化の伝承にも費用ががかかりますからね。。。)許状申請に費用がかかり、師匠先生へ御礼がかかり。。。これも何万円単位です。
そして習っていれば実践したくなります。
お茶席に行っては席料を払い、お客さまをお呼びする側にまわればオモテナシに費用がかかり(°_°)
全てに付き合っていると、お金はじゃぶじゃぶ出て行きますよ!
ただし、費用がかかる代わりに、師匠先生はお弟子さんを本当に大切にしてくださいます。実は茶道の世界とは人脈が肝でして、茶道が楽しくなるかどうかは、お稽古場だけでなく稽古場の外でも良い人脈に恵まれるかどうかによるのですよね。
先生方はこの狭いお茶道世界でお弟子さんを見守りながら実践の場を設けてくださいます。お弟子さんが成長するために、関係各所へお願い事をしたり御礼をしたりお詫びをしたりと骨を折っている、と、思われます。多分。
お弟子さんは先生に守られつつ、時には師匠を助けながら、現場で実践し恥をかきながら、茶の湯の精神を身につけてゆくわけです。
では茶の湯の精神ってなに?
何か得になる事あるの?
はい、おトクになる事、たくさんあります(o^^o)それはまた近日に。
急に費用の話が書きたくなったのは、来月、お茶道関係の費用が沢山掛かることが判明したからです(˘ω˘ )。ウーム