心尽しがこころに沁みます。おもてなし。

ライフスタイル
スポンサーリンク

こんにちは!

inokomochiブログです。

今日は食事のおもてなしについてです。

お茶事でもご存知のとおり食事を頂く場面があります。休憩の中立ちを挟んで前席で食事、後席でお茶を頂くのが正式です。

少人数のお客を一人の亭主がお料理からお茶まで、すべておもてなしをするのだからそれはそれは大変なことと想像できます。でも、いつかやってみたい(o^^o)、憧れのお茶事♡

食事のおもてなしは、主人と客が同じ席で頂く文化が昔からあります。その場合の給仕は主人以外の人を給仕人としてあたらせなければ出来ません。でもそれ故に、多くのお料理を出すことができますし、それがお互いに満足できるおもてなしとしている面もあります。

お茶会ごっこをした時の点心。センスの良い友人は、仕出しお弁当をわざわざ重箱に詰め替えて待っていてくれました♡嬉しい

それにひきかえ、お茶道の給仕は亭主が最初から最後まで一人で行いまして、お客さまには亭主の心尽しを御馳走として喜んでいただきます(o^^o)。

ひとりでこなすタスクが多いため、豪華な食事はお出しできず一汁三菜の軽い食事が基本。それでもひたすらお客さまのために心を尽くすことを主客ともに満足とします。お茶事での豪華な食事は返って野暮なのでした。

そうそう、入門した頃、先生に入門祝いをして頂いた事がありました。招かれたお弟子さんの人数も多いし、亭主は先生お一人だったのでお食事は点心(お弁当)だったのだけど、お汁だけは先生手ずからの海老しんじょうのお椀でした。毎日多忙なのに私たちのために時間を割いてこしらえてくださった。。。本当に美味しくてとても思い出深いことでした。

タイトルとURLをコピーしました