こんにちは!inokomochiブログです。
4月になりました。わたしがお茶教室に入門したのもちょうどいまごろ。
今日はお茶道に興味がある人向けに、記事を書いてみました。
茶道習うためにかかる月謝はおいくらくらい?
お茶を習うには、まず教室。
- 先生のご自宅での茶道教室
- カルチャーセンターでの講座
この2パターンが多いように感じます。
費用が軽いのは、カルチャーセンターや市民講座などでの講座。対象者は初めての人。学ぶ期限や目標が決まっていることが多いです。ある程度基本が身に付いたら、先生の自宅教室へ移動することをおすすめされます。
自宅教室は継続的に学びたい人向け。初心者からベテランまで在籍していて、行事もあり学んだことを実践する機会も多くあります。費用は普通。お菓子やお茶を頂きますし炭も使いますので、月謝のほかに材料費が掛かります。合わせてひと月8000円から15000円くらい。その他行事があれば参加費があり、教室によってはお中元・お歳暮を先生にお出しするところもあります。
どこの流派がよいか。
流派って、沢山あってどれを選んだらよいか迷いますね。
もともとお茶道は、室町時代に発展し安土桃山時代に千利休が茶道として道を極めたもの。
それが現代へ継承される間に、少しづつ枝わかれして伝わって流派となっていますので、基本の心はどれも一つ。
とは言えなかでも三千家(さんせんけ)は千利休の子孫が家元となっている流派なので、正統派といえるかもしれません。
- 表千家
- 裏千家
- 武者小路千家
全国的には裏千家の茶道人口がとても多いので、教室も見つかりやすいはず。裏千家は明治から大正に一般市民への普及活動、女子教育への茶道の取り入れ、戦後学校教育への導入の働きかけなど普及に積極的だったため、茶道人口が増えたと聞きます。
表千家は正統のなかの正統派、裏千家は華やか、武者小路千家はわびさびの実直な印象があります。
ちなみに三千家は親戚関係にあり、長い時間のなかでおたがい養子を出したり迎えたり、協力して流派を繋げてきた歴史があります。
また千家から分家して発展した流派もあります。
- 江戸千家(不白流)
- 大日本茶道学会
江戸千家は表千家の高弟、川上不白が江戸で発展させた流派です。大日本茶道学会は裏千家から。より開かれた印象の流派です。
ほかには、千利休に師事した弟子が発展させた武家茶道の流派があります。
- 藪内流
- 遠州流
- 石州流
まだまだ沢山あります。(^-^;
まずは教室を見学して雰囲気を感じてみましょう。
流派が決まっていれば一番よいのですが、決めかねるようならいくつかの流派で見学をしてみましょう。
どこの教室でも、お干菓子とお抹茶を出してくれると思いますので、飲みながら教室の様子や先生とお弟子さんのやり取りなど、よく観察しておきましょう。
すぐ入門を迫るような先生はいないと思うけど(笑)、心配なら先に
「今日は見学だけ」
とはっきりお話しておくと良いです。
とは言え、先生も見学者は気になりますので、色々お聞きになると思いますがあまり緊張せずに、お話しされるといいと思います。
教室の決め手については、また近日に。