こんにちは！inokomochiブログです。
お茶の楽しみのひとつには、その場に集中することの気持ち良さがあります。調子が良いと正座をして、先輩方のお稽古を見ているだけで集中し、気分がスッキリすることがあります。畳の感触を感じる、他の人が畳を歩く静かな音、お道具を清める音、湯の音が心地よく聞こえる、お茶の香りが来た、お菓子の重み、お茶碗の温かさ、、、。その時に集中する事で頭が空っぽになって行くようです。
その第一歩は自分の体を感じる事でして、例えば、お腹に力を入れている、胸が開いた、両肩が開いて下がってゆく。。この感じは瞑想っぽいとも思います。そしてそのうち、足がしびれてきて…(笑)、瞑想やぶれたり…(笑)。
いつものお稽古場のみなさんはお茶が好きで、自分の世界を大切にしているような空気感がある方ばかり。自分のお稽古に集中していますし、他の人のお稽古の邪魔しません。他の人のお稽古中に別の準備をする時は、物音を立てずに動いています。お稽古が長い先輩同士は目を合わせて合図をし合ったりタイミングをはかったりして準備をしていました。
このことに気がついた時はビックリしました^_^。その協力に感謝をしつつ、お稽古に没頭できると気持ちが良いので、自分もそうしようと思いました。
普段の日常でも何かに集中できればスッキリ、癒しになるのではと思うのですが、お茶を点てている時が、わたしは今のところ一番没頭できるみたいです。
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