較べるべきは、昨日のじぶん。

茶道
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こんにちは!

inokomochiブログです。

前回の記事で、お茶歴を聞いてくる人の話を投稿したんですけど、今日はわざわざ野暮にも聞かなくてもお辞儀の姿勢でお茶歴がわかるんじゃない?と言うお話。

普通のお辞儀でも、最敬礼、礼、会釈、など場面に応じて使い分けますよね。

お茶道も同じく、三段階ありまして、一番丁寧な真のお辞儀、普通の行、会釈の草、真行草とあります。

先生にお稽古をお願いする時や、お点前を始める時にするお辞儀が、真。このお辞儀が綺麗だと、長くお稽古していなさるんだな、って思います。

正座で腿の上に置いた両手を膝前に滑らせて、両手の人差し指がお互い触れるようにしながら掌を全て畳につき、その動作に合わせて上体を腰から前へ。頭から腰が一直線になるのがきれい。

これが難しかったの(^^;)

丁寧にしたら良いだろうと両手をついて深々と頭を下げたら、背中が丸くなって頭が下がり過ぎ。うーん。そうじゃなくて。。

背中に定規を入れた感じで、お辞儀してみて〜〜(^^)

え!そんな昭和のマンガみたいな事なの?と、御指導頂いた時はポカーンとしちゃいましたが、確かに定規が入っているイメージでお辞儀するとそれっぽく見える。

しばらくお辞儀の練習してると急に、あ!今の良く出来てる、と思った瞬間があって、それからは自然に真のお辞儀が出来るようになりました。先生も何も注意してこないので、多分合ってるはず(笑)

とはいえ、真のお辞儀も型通りだと、またなんというか、、厭味に感じるのは私だけでしょうか。

ベテランの皆さんの真のお辞儀を見るのが好きなのは、型だけではない、その方の人柄まで見えるようだからなのかもしれません。お優しい方なんだな、とか頼れる感じ、とかだいたいポジティブな印象を受けます。

お茶室でベテランさんの真のお辞儀を見る時は、こちらも真のお辞儀をしているのでジックリ見ることはあまりないのですけどね( ^ω^ )、雰囲気。

と、まあこんな風にお茶歴を感じることが出来ます。


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