こんにちは!
inokomochiブログです。
今日は年若者の振舞いについてです(o^^o)
お茶のお稽古中は普通は年長の方を何にしても先にします。男女であれば、だいたい男性が先。
平成の御代もかわるというのに、なんという年功序列、男尊の世界かと思われることでしょうか。古い考えですよね〜〜。でも、お茶の時はこの方が上手くいくのです(o^^o)
お茶ではお互いが心地良く過ごせるように、少しずつ遠慮をします。相客に心せよ、という言葉もある程です。ご一緒の皆さんが気の知れたお仲間ばかりでは無い時、どのように振る舞うか。年長の方が先、男性が上、と思っているとそういう時の行動の目安になります^_^
自分はアラフォーの年代なんですがどこへ行っても若手になるのも茶道あるある(笑)。ありがたい事♡。なのでなんでもお終いの方か、その場の年長の方に従います。
余談ですが本当の初心者のころ、一緒に入門したお友達と席入りした時は、遠慮をし過ぎて席とも言えないような場所を指定された事がありました。今だから言いますが、あれはいまだに笑い話にも出来ず嫌な思い出です。近くに居た年配のどちらかの先生が、気の毒にねちょっとひどい場所よね、と私たちに声を掛けてくださったのだけど、席主に文句を言える訳もないのでそのまま甘んじました。。。
逆に年長の皆さんは気が張って大変なのではないかなあ。お茶道の規矩もよくご存知で、皆さんに同じような態度で接しなくては和やかな雰囲気なんて作れないでしょうし。
前にテレビで見たお茶人の方が、どのようなお相手に対しても同じようにお茶を差し上げる事ができるかどうか、これは自分の修行です、と仰っていた事を思い出しました。