こんにちは!inokomochiブログです。
お稽古では、はじめに袱紗捌き(ふくささばき)を習います。慣れるとパッパッパッとなんてこと無しに出来るんですけど初めは難しいのです〜〜。着物に懐中するのにもお約束の折り方があって、しょっぱなで間違えて折ると変なクセがついちゃって見る度にアア、、ってなります。ちなみにわたしも間違えた折りクセをつけた一派です(o^^o)(笑)。
ちなみに、たたんで懐中したものを取り出して開くとき、縦書きの本を開くように左をつまんで右にパタリと開きます。よく祝儀袋で向きや上下を気にしますよね。それと同じ感覚で、左をつまんで→右へ開くがふつう。常に折り山である わ が右にくるようになります。
袱紗は、抹茶をいれたお棗(なつめ)や抹茶をすくったお茶杓をお点前中に拭いて清める為の、正絹の布です。
お点前の方が美しく袱紗を捌いてお棗や茶杓を清めるところを客側で見ていると、本当にきれいでお点前さんの美味しい一服をお出ししようという気持ちが伝わってくるようです(o^^o)。
そんな袱紗もお点前が終わると、お抹茶で結構汚れてしまうんですよね。そのまんまにしておくと、お茶の色が染みついて黒ずんでしまいます。
初心者のわたくし早速、先生に汚れたら洗濯して良いかとお聞きしました(^^;; 正絹なら普通はだめ、なんもわかってナイ質問なんですけど、当時はほんとうにわかんなかった(笑)
お答えは、やはり駄目〜(o^^o)ニッコリ笑顔つき。汚れたら水屋かお家に帰ってから、速やかに叩いて落とします。
袱紗の役割はもう一つあって、お客様のおもてなしをするとき、ホスト側であることを示すために三角に折ったものを帯につけます。お稽古で使い古したものよりも、きれいなものの方がよろしいので、お稽古用と別にひとつあると良いですね(o^^o)
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