お抹茶の頂き方の後半です。

茶道
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こんにちは!

inokomochi ブログです。

今回はお茶を頂く時のお約束について簡単にお伝えします、の後半です。

お茶は三口半で飲み切るようにと教わりましたが、何か理由があるのでしょうね~。初心者のわたしにはよくわかりません。ひとくちがおちょぼ口な自分には、三口半で飲み切れない事が多くて、四口五口となることもよくありますが気にしません。ポイントは最後のひとくち。勢い良く吸って、スッ、と良い音を出してください^_^!

初めて聞いた時は、すするなんて出来ない、マナー違反と思ってたよ?と本当にビックリしました。お茶道ではそれがマナーです。

ちなみに京都の家元でお茶を頂いた時に先生から伺ったことなのですが、和食の汁物は吸って音を立てて良いとの事でした。和食ならマナー違反じゃないし、お吸い物はそうした方が美味しいでしょ^_^、とお茶目な笑顔でお話しくださったのを覚えています。

お茶に戻りまして、最後の吸いきりはお点前さんに、美味しく飲み終わりましたよ!という合図でもあります。だから聞こえるようにスッ!と音を立ててくださいね。

ここでご注意がもうひとつ。

お抹茶がよく点ってないと、底にお茶の粉が残る事が時々あります。思わずお茶碗を回してなんとか溶かして飲みたくなりますがこの所作はNGです。お点前さんに混ざってないゾー、と暗に文句を付けるような感じ悪い所作だからなのですが、どーしても気になるならお点前さんに丁寧にお願いして、今一度茶筅を振ってもらっても良いと思います。

言えない場合はそのまま残しても良いし気合いで吸っても良いです。ちなみに私は気合で吸い切る派(笑)。。。ここだけの話、この時どうするかで飲む方の性格がわかるような気がしてます(笑)、良い悪いはないけど心理テストみたいですね。

吸いきったらお茶碗を左手に乗せたまま、飲み口を右手指で軽く清め、その指先は懐紙でチョっと拭います。

お茶碗の格好良いところをお点前さん側に向け直して畳の縁より外側に置くと、お茶碗を下げてくださいませ、のサインになります。

こうやって文章にして気がついた事ですが、無駄な動きは全くなく、感謝を表現してお茶を飲むための最少限の動作が、茶道のお約束になっているのだなぁ、と思いました。^_^

みなさんはどう感じましたか?

お茶を頂くときのお約束、簡単編でした。

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