お茶席の思い出。

茶道
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こんにちは!

inokomochi ブログです。

お茶席をする人を亭主と呼びます。

今日はわたしの先生が亭主の席での思い出です。

やっと人前でお茶を頂けるようになった頃、お仲間と市民茶会に行き先生の席に入る事にしました。

人気の席だったため、だいぶ待った後ようやく入れる事になりました。広間の入口にならんで入ろうとしたところ、後ろから女性が大声をあげて抗議をする声が聞こえます。お茶の席ではありえないことだから、とてもびっくり。

声の主はボーイスカウトのお揃いの姿の子供たち数人を連れた50代くらいの女性でした。最初に待ってたのに後から来た着物姿の客を先に入れた為、後回しになったことに怒っていたのでした。

怒られてたのは席案内していたわたしの兄弟子。

女性は

「うちの子たちはみんな静かにしていられます!どうして最後なんですか!子供だからですか!」

と人目もはばからずすごい剣幕。上座は振舞いが難しいので、と兄弟子が説明してましたが、若い男の言う事など全く聞く耳はもたないようです。

誰でも来れる、気軽さが良い市民茶会、お作法知らなくても全く問題ないんだけど、、こういうのはちょっとなぁー。

子供に日本文化を体験させようとするのはとっても良い事だし、ボーイスカウトの女性の主張も、現代では決して間違ってないんだけど。女性があまりの剣幕だったので、もしかしたら子供達への教育の一環で、理不尽な事をされたら抗議する、という態度を見せたかったのかな?とも思いました。
でも、お茶席では年上の方を優先する習わし。それを知らなくても席案内の人が上手に誘導してくれるのに。。。それに文句をつけるとはー(^^;;

兄弟子Nさん、さあどうする(笑)

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