おととい、お茶教室へ行ってきた。

日記帳
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不要不急の外出、という範囲に美容院は含まれますか?という疑問がでるようなご時世に、お茶のお稽古へいってきました。欠席の社中さんが多く人数が集まらないので、いつもとは違う曜日に今月だけ通います。40人を超える社中なのですが、今月は自分をふくめて4人だけ。

いま、こういったお稽古事のほかの教室はどうなっているのだろと思い聞いてみたら、まえに所属していた教室はお稽古中止でやってないそう。そちらは?と聞かれて答えにくくなってしまった。規模を縮小して希望者だけお稽古しています、と内心焦りながらお答え。インターネットなどで確認すると、教室ごとお休みしているところが多いみたいですね。

わたしの通う教室でのコロナウイルス対策は

  • 石鹸での丁寧な手洗い、うがい。
  • マスク必ず着用して、お部屋は換気に気をつける。
  • お茶は各自持参したマイ茶碗でいただいて、シェアの精神のお濃茶でも回し飲みはしないこと。

上記を徹底しましょう、ということでした。ひとつのお茶碗に一服ずつの薄茶でも、同じ茶碗の使いまわしはやめて、替え茶碗で点てました。使った茶筅はよく洗浄して。茶碗を清めるための茶巾はキッチンペーパーで代用して使い捨て。

社中4名と先生と、いつもよりちんまりとしたお稽古になりました。換気のために茶室のにじりぐちにも代用する掃き出し窓を大きく開けて、寒いっちゃ寒いけど街の音がいつもより大きく聞こえたり、お向かいの大きくなった桜の花が満開で、室内にいながらお花見見物だねーなどど言ったり、畳に映る木漏れ日の影がきれいでつい見とれたり。感染関連のニュースや世間の空気でピリピリッとしがちな日常生活を、先生や姉弟子のやわらかな雰囲気で、このひとときだけは、ふと忘れたような時間でした。

お稽古内容は

お茶を点てないお炭手前がいいかな? それか、ご指導少なめスムーズに点前ができる、基本中の基本の濃茶の運び点前をお願いしようかしら?と思って伺いましたが、お茶室の設えはすっかり改まって4月の設えとなっていました!!

出ました、旅箪笥(たびだんす)。4月といえばの棚ものです。

旅箪笥。水指とお茶入れなど道具を入れておいて使う棚。利休さんの考案したいわゆるピクニックセットです。

出ました、透木釜(すきぎがま)。これも4月といえばの釜です。

真冬の釜より平たくて、気温があがった春先に炉の炭火が見えにくく、暑苦しく感じさせないように工夫されたお釜。

先生、めっちゃ教えてくださる気まんまんだ(笑)。よくわからんウイルスには十分に注意しながら、せっかくやるならきちんとお稽古しようというお気持ち。私の先生は潔いのですよ、こんな時だからって手を抜いたりしません。こういうところがとても素敵だなあと思います。

旅箪笥の薄茶の扱い、透木釜の初炭手前を見て頂いて、さらにさらに時間もあったために、壺荘(つぼかざり)という紐の使い方まで教えていただきました。壺荘の結び方は見たこと1回あるかな?の程度。不器用なわたしは姉弟子につきっきりで教えていただいて、なんとか及第点を甘くとったところで教室おしまいの時間がやってきました。良かった~自分の集中力がもう持たないところでした。

お花は崑崙つばき、みずき、、だったかな。

結局、行ってよかったかどうか。

行ってよかったと思います。気分転換になった。でも、来週はまたどうしよう(笑)。迷うならお休みしたらよいのだけど。また今後の状況を見て来週決めようと思います。→このブログを書いてる最中に政府から緊急事態宣言が今日にも出されるよう準備が始まった、とニュースが。ブログ公開されるまえにロックダウンがはじまったりして。。。

ちなみに美容室へ行くのが良いかどうか、、、行く店によるのでは。わたしは大丈夫なんじゃないかなと思っています。自分の行くお店がちいさいサロンだからという理由もありますけど。よほど大きなサロンでスタッフが沢山いてお客さんもギュウギュウだというのは問題、それはよした方が良いと思います。

ドラッグストアのマスク行列を毎朝みたり、スーパーの食品在庫が気になったり。暗くて疑心暗鬼になりそうなニュースばかりの毎日ですけど、少しはリラックスする時間もあると良いな、そう思います。

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