こんにちは!inokomochiブログです。
今日は茶道に興味のある人向け、教室の選び方について書きます。見学に行ったときに見るべきポイント。
今回はもう結論から。
チェックポイントは
- 茶事をする
- 炭の稽古もする
- 先生は着物を着ている
この3点です。
その理由は
お茶道の稽古を何のためにするかというと、お茶事ができるようになるためです。
なお、茶事・茶会とは
一般に、茶事は少人数の客を招いて懐石をさしあげ、濃茶、薄茶を点ててもてなす会のことを言います。
一方、茶会は人数に関係なく薄茶一服などで、茶を楽しむ会のことをいいます。
茶道文化検定3級テキスト 63頁
茶事をする;お辞儀のやりかたを習うのも、薄茶や濃茶を点てるお稽古も、お菓子や懐石をいただくお稽古も、すべては茶事のパート割り稽古。稽古茶事をやってもらうと、茶道の目的が俯瞰で感じることができるようになるので、お稽古継続へのモチベーション向上につながります。
炭の稽古もする;おいしいお茶を点てるのに大切な、お湯を沸かす大事な炭。電気炭の炉のところも多いですが、炭の扱いもお茶の点て方とおなじくらい重要なこと。できれば教えてもらえる教室が良いです。
先生は着物を着ている;初心者にとっては着物の選び方も難しいところ。先生は茶道で着るべき着物を正統派で着ておられるので、見ているだけで着物の勉強になります。
この3点を満たしている教室は
この3点を満たしている教室の先生は、茶道への情熱が深くさらに後進の指導にも熱意をお持ちであるはずです。
長く良いご指導をいただけると思います。もちろん、稽古が進むにつれて必要なお免状なども申請してくださるでしょうし、希望するならいつか茶道の先生になれるようにご指導してくださるはずです。
ほかのチェックポイントとしては、
自宅から近い・通いやすい;自宅教室は月に3回お稽古があることがほどんどのようです。通いやすい場所の方が良いですよね。
お掃除がきれいにされている・お庭の手入れが行き届いている;見学の際に、お掃除の具合とお庭をチラ見して決めた、と言う方もいました。(^-^;
気になる費用は
見学に行って通うと決めたらかかる費用を先生に伺っておきます。直接聞いてもまったく問題ないと思います。
- 入会金
- 当月または次月分の月謝
わたしの場合
入会金;1万円(入会時のみ)
当月分月謝;8千円
当月分材料費;ひと月3千円。
初回お稽古日にお支払いすることになりました。ちなみに現金でお支払い。このご時世に、まだまだ現金でのやりとりが大活躍しています。お金のやりとりも大切なおけいこのひとつではあります。