初心者でも点てやすいお茶碗は楽茶碗だと思いまーす。

茶道
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こんにちは!

inokomochiブログです。

今日は楽茶碗のこと。

初心者でも点てやすいお茶碗の代表は、楽茶碗なのではないでしょうか。(o^^o)

ある程度の深さもあり茶碗の底が割と平らで茶筅を振りやすいし、茶碗に厚みがあって熱いお湯をいれて持っても熱くならない。

杵オレというお名前の楽茶碗。普通のより背が高いですね

黒いのと赤いのが楽茶碗の代表で、それぞれ黒楽、赤楽と呼ばれたりします。なにより薄茶でも濃茶でもお茶が美しく見えるのがイイですね♫。そして良い楽茶碗は見た目に比べて思いのほか、というかびっくりするほど軽いのです。

でも、ちょっと扱いに気遣いが必要なんですよね。焼物のなかでも低温で焼かれているため、欠けやすい印象があります。

吸水性もあるので、使い終わったあともしっかり乾かす必要があります。

楽茶碗のはじまりは、利休居士の時代です。唐物(からもの)といって、当時それまでの茶道具は大陸からの輸入品が最高という価値観がありました。

唐物に縁のない茶人達はどうするか。。より手軽に今作られた茶道具を提供しようという事を利休さんが言い出しまして、京都で瓦を焼く職人、長次郎さんに製作を依頼したのがはじまりです。長次郎さんは利休さんのオーダーに完璧に応えて、大変美しいお茶碗を作るのに成功しました。

楽茶碗、、。手のひらに柔らかく添う半筒形のかたち、ロクロを使わず指先で成形する素朴な茶碗。楽茶碗がデビューした時は衝撃が走ったのではないかと思います。ヘンなの、、、と思ったお茶人もいたかもね(笑)

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